『建築条件付き土地で家を建てました』
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土地に出会ってから数日で、希望する土地の選択権を失った我が家(笑)
それでも惹かれるものがあり、残っている中から、希望の南向きの区画を見直してみたところ、我が家のニーズに最も合っていそうだということに気づき、引き続き検討することに。
もたもたしてはいられないので、さっそくハウスメーカーAの営業さんに電話します。
検討中のハウスメーカーAの建売を見に行く

☎ 南向きの縦長の土地を検討してみることにしました

☎ ありがとうござます!

☎ 御社の実際の建物を見てみたいので、内覧できる建売をいくつかご紹介いただきたいのですが、可能ですか?

☎ モデルハウスもありますが建売の方がいいですか?

☎ モデルハウスは豪華すぎて参考にならないです!
出来れば検討中の土地と同じような形状・サイズの土地に建っている建売がいいです

☎ 大丈夫ですよ!ピックアップしてすぐにご連絡します!
モデルハウスよりも【条件の似た土地に建つ建売が】一番参考になります!
建築条件付き土地で、限定されたハウスメーカーで家を建てることを考えるときの行動として、一番お勧めしたいのがそのハウスメーカーの【条件の似た土地に建つ建売】を見に行くことです!
我が家はこの行動がなかったら、短い期間の中で、ハウスメーカーをある程度理解し、好きな家を建てられそうだという展望を持って、仮契約にこぎつけることは出来なかったと思っています。
モデルハウスは『魅せるための物』
モデルハウスは、敷地も建物面積も広く『魅せるための物』として作られているので、オプション山盛りの贅沢な建物である場合が多いです。
実際、有名メーカーのモデルハウスの『現実サイズの家』というのを見に行ったこともありますが、『現実サイズ』とうたわれつつも土地は80坪(それなりの都市部で80坪はなかなか用意できないですよね…)、中のつくりもやっぱり贅沢で、『…』となった覚えがあります。。

…現実とは…?
建売は『近辺の土地』で『実際に買いやすいスペック』を体感できる
それに比べて建売は、『その土地で手に入れやすいサイズ感の土地』に『ほぼ標準仕様で選べる素材・作り』で作られているので、とにかくものすごく参考になります!
いま、建築条件付き土地で悩んでいらっしゃる方は、ぜひ、そのメーカーの同じくらいのサイズ感で作られている建売を見せてもらってくださいね☆

とにかく実際の建物で質感・サイズ感を体感するのが、一番理解が深まります!
そしてすぐに、営業Sさんから連絡がありました。

☎ 隣の市になりますが、数件ご覧いただける物件があります。
良ければ今からでもご案内可能ですがいかがですか?

☎ ありがとうございます!ぜひお願いします。
そうして営業Sさんの車に乗せてもらい、一歳長女と二人でハウスメーカーAの建売へと向かいました。
ハウスメーカーAの『間口の狭い縦長の南向きの土地』に建つ建売は…?
結論から言うと物凄くヨカッタ!!のです。
見せていただいたのは3件ほどの建売が並ぶ一帯。
まずは手前にあった、真四角に近い土地の形の建物の中へ
感想はというと…

無難だし、嫌じゃないんだけど…
空間に無駄がなさ過ぎて窮屈な感じがするな…
この辺は本当に人それぞれの好みになると思うのですが…
限られた土地に設計する家って、できる限り『無駄』を省いて合理的な家を目指す傾向にあると思います。
というか、多分『無駄のない家』の方が一般的に好まれると思うので、私は少数派だとも思っています。
1件目の建売は、とにかく空間に無駄がなく
- 廊下は極力短くして、居室を広くとる
- 洗面・トイレは、それぞれ4マス(2畳)・2マス(1畳)/尺モジュール
- 同線は極力短く
という感じで作られており、一般的には良さそうなのですが、私は住みたいなという風には感じられませんでした。
一見無駄なスペースにこそ、『アソビ』が生まれ、空間がのびのびとしてくると思うのです。
無駄がない家はちょっと窮屈な印象

お部屋の印象はいかがですか?

正直、あまりピンと来なかったです
無駄がなさ過ぎて窮屈に感じます

無駄があった方がお好みなのですね…
逆のご指摘は多いですが、珍しいご意見です(苦笑)
四角い土地は設計でより無駄のない形が作りやすいので好まれています

巾木や見切り材のセレクトも好きじゃないし…やっぱり今回は諦めて、家を考えるなら設計事務所から探さないとダメかな…?
ディテールもなんかすきじゃない

吹き抜けの真ん中あたりにある帯のような物が見切り材・床と壁の境目にあるのが巾木(ACphoto)
些細なことですが、こういう細部が空間の雰囲気を作るのだとと思うんです
これがセンスが悪いと言っているわけではもちろんなくて、私が好きな雰囲気とはちょっと違うなと思っていました。
続いて、検討中の土地に似た縦長の土地に建つ建売に入れてもらいました。
『間口の狭い縦長の南向きの土地』に建つ建売の内部空間は…?
まず外観は普通でした。
間口の狭い土地は見た目が貧相になるという(ネット上の)知識があったのですが、2件の間口狭めの家を見て、私は全然気にならないと思いました。むしろ目立たなくてヨシ!
ドアを入ってみると…
ムムム!!!
なんだかさっきの建売と様子がめちゃくちゃ違う!!
リビングに入ってすぐに目に入るのが『敷地のど真ん中にある中庭』。
リビングと中庭をつなぐ位置にあるキッチンはセミオープンで、レンジフードもスッキリとしていていい感じ…♪
作り付けカウンターも、照明のセレクトや窓のサイズ感も好きな感じ…!


中庭の向こうには和室があり、そこも琉球畳でいいなあと思いました。
二階へ向かう階段の見切り材もスッキリしたものだしブルーグレーの壁紙も素敵。
中庭を見下ろすように回されている廊下も、生活していてとても楽しそう!と、暮らしてみたいイメージが湧きました。
同じ会社の建物でも建築士さんやコーディネーターさんで全然変わる!

こちらの建物はいかがですか?

すごく好きなテイストでびっくりしました!
今まで見せていただいたインテリアイメージと全然違うのはなぜですか?!

こちらは検討いただいている建物と間口が一緒なのですが、ちょっと一般的な部屋割りだと作りづらいので、いろいろな工夫がしてあります。
建売としては変わっていて万人受けはしないのですが、好きな方は好きですね。
ここを手掛けたコーディネータのセレクトがデイジーさんに合っているのですね!

見切り材や壁紙・床材などもこういうものが選べるということですよね?
オプションの金額も要チェックです

勿論です!壁紙変更は追加料金がかかりますが、弊社の追加料金はすごくお安いです!●●●くらいで可能です!弊社は何をするにもオプションがお安いのは自信をもってお知らせできます!

やすっ!!そして、ありがたいっ!!
今までみてきたハウスメーカーAの見切り材がぶ厚かったのは、そちらの方が住んでからの木材の収縮に伴う壁紙のずれ・われをカバーする力が大きいからだそうです。

得にこだわりのない方は、分厚いものの方が安心感があると好まれます。

なるほど…!そういうことだったんですね!
実際の建物に入ったからこその質問が浮かぶ→その場で答えてもらえる=イメージがより具現化する

デイジーさんにご契約いただいた際には
必ず相性のいいコーディネーターを手配させていただきます!

言いましたね…?
とにもかくにも、この建売見学が大きな後押しとなり、物件契約が少し具体的にイメージできるようになりました。
さて、ここまでは私の見事なまでの独り相撲!
次回、「良いと思う理由」に裏付けをし、夫にプレゼンします!
